クッションスリーブへのテープ貼り付け

クッションスリーブ用各種印版固定テープ

プレート固定用テープ

フレキソ印刷向けノンクッション印版固定用テープの新製品

2017/05/29

クッションスリーブに対する印版固定技術

 

クッションスリーブで印刷を行う際は、ノンクッション性の印版固定テープの使用をお勧めします。
この種のテープは通常フィルム基材を用いており、あらゆる用途と市場ニーズを満足すべく、様々な粘着剤と組み合わせ、多くの種類の製品が揃っています。
フレキソ印刷用テープに関する数十年に渡る経験を通じ、当社は常に品揃えの更新を実施しており、つい先日、新製品 tesa® 52918を発売致しました。このテープは、Flint Rotec®非導電性クッションスリーブを1.7mm厚 (0.067インチ)印版と組み合わせて使用するため完璧なテープを求めておられたとある大切なお客様のために開発致しました製品です。お客様との緊密な協力関係の元で、スリーブと印版の両方にしっかりと接着するように粘着力のバランスを取り、印刷作業終了後には簡単に剥がすことができる特徴を持つテープを開発し、発売することができました。

柔軟性があり、しかも十分な強度のあるフィルム基材となっているため、製品の取り扱いが簡単で、簡単に剥がすこともできます。製品のはく離紙は特殊な表面処理を施しており、非常にスムーズに剥がすごとができますので苦労することなくスリーブへテープを貼り付けることができます。tesa® 52918の粘着剤は耐溶剤性ばかりでなく、ニトロセルロース(NC)ベースのインクで印版背面が汚染されても大丈夫な耐性を備えています。この特徴が印刷中に印版とテープ間の粘着力が増大することを防ぎます。そうでない製品を使用すると、印版の取り外しが困難になったり、または印版損傷の原因にもなります。
印版固定中は、版側の粘着剤は、テープのスリーブへの確実な粘着性を損なうことなく、必要に応じて印版位置を調整することが可能な設計になっています。

当社新製品、tesa® 52918は前述の通りクッションスリーブに最適な設計となっており、常に最高の生産効率をお約束します。

貼り込み工程は簡便で、安定した粘着力よって、長時間の高速印刷が可能です。また印版とテープの取り外しも一瞬のうちに終えることができます。

フレキソ印刷用クッションスリーブは多種多様で、スリーブによって表面素材も全く違います。多孔性の表面のものもあれば、滑らかな表面の製品もあります。従って、スリーブ表面への粘着力も素材によって大きく違ってきます。
と言う事は、確実な印刷作業と効率良い貼り込み工程を実現するためには、使用するスリーブに最適な印版固定テープを選択する必要があります。また、スリーブの反対側、つまり、貼り付ける印版に対してもしっかり粘着するものでなければなりません。

フレキソ印刷を熟知した当社のチームが、皆様の生産プロセスニーズに適切な印版固定テープの選択を喜んでお手伝いします。是非、お近くのテサ販売代理店にお問い合わせ頂くか、あるいは、ウェブサイトの連絡フォームを利用してご相談下さい。